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つづき [アスペルガー症候群]

green.jpg

夕食後、きらりが言いました。

スクールバック欲しいから、ネットで注文して!と、、、

それって、学校に行く気があるってことだよね[exclamation&question]

そーか、そーか、と内心小躍りしながら、即注文した。

今時は、他校のスクールバックを持つのが[決定]らしく、
きらりは、法政二高のをえらんでいました。レプリカらしいけど。

薬も自分から、早い時間に飲むと言い(睡眠薬は遅く飲むと翌朝に響くことがあるため)、

見たいテレビも録画して、10時過ぎに寝るからマッサージしてと言いにきた。

マッサージしながら話をした。

昨日、学校で友達になった子から、メールが来て、

明日は来てね[るんるん]待ってるよー[黒ハート]と、言われたらしい。

友達からのメール一つで、こんなにも変われるんだね。。

よかったね。。

疲れてしまって、学校を休んでしまって、
でも、休んでいる間に、他の子達が仲良くなってしまったら、
自分の居場所がなくなってしまう。。という恐怖で頭の中がいっぱいだったんだね。。
その不安が取り除かれさえすれば、
こうしてちゃんと学校に行くためにどうすればいいか自分で考えて、
行動することができるんだよね。。

いつもそうだよね。。
些細なことにこだわって、つまづいて、前に進めなくなってしまう。。
もっと楽に考えて、楽に進めばいいのに。って、周りで見ているといつも思う。

でも、それが、きらりの生き方なんだよね。。

明日一日行けば、土日で休みだからね[exclamation]
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これから [アスペルガー症候群]

sakura.jpg

           桜も終わりですね。。

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たいせつな きもち [アスペルガー症候群]

hana2.jpg

きらりが今朝早起きをして、自分の部屋の掃除をしました。

二層にも三層にも積まれていた、洋服や、

食べかけのお菓子の袋や、空のペットボトルや、

外したつけ爪や、ペンや、

中学のプリントや、教科書や、参考書や、

プリクラの切れ端や、レシート、

雑誌や、CDや、ゲームのコードや、

とにかく、何もかも、ぐっちゃぐちゃになっていた部屋が、

とってもきれいになっていました。

びっくりした。

そして、うれしかった。。

朝、忙しくて出かける前に洗濯物を干す時間が足りなくなってしまった。

きらりに、ダメ元で、洗濯物干しておいて。と頼んでみた。

  いいよ。

って返事が来た。。

びっくりした。半信半疑だったけど、うれしかった。。


そして、帰ってきてみたら、

ベランダの物干しに洗濯物が不器用に干されていた。。

ちゃんと全部干してあって、、、

まがってたり、ゆがんでたり、びろ~んて垂れ下がってたり。。

そんな洗濯物たちを見たとき、

なんだかとっても胸が熱くなった。。

きらりなりに、一生懸命干してくれた姿が目に浮かび、

うれしかった。。


夜、きらりに洗濯物を干してくれたお礼を言った。

そうしたら、きらりが言いました。

  これからは、お手伝いしようって思ったよ。

  だって、なんだか気持ち良かったんだ。。

きらりの言葉に、また涙が込み上げてきた。。

  きらり、ありがとう。。

  お母さん、とってもうれしいよ。。

さらに、きらりが言った。

  明日も早起きしたいなぁ。

  だって、高校にちゃんと行けるようにしたいんだもん。


先週の木曜日からきらりの生活リズムを直すために、
毎日、大変な思いをして、きらりを起こし、
朝ご飯、昼ご飯、夜ご飯の時間に、ご飯を食べさせ、
昼間は外へ出かけさせ、帰宅は遅くならないように、
携帯にこまめに連絡したり、家に帰ってきたくなるように、
きらりの好きな食事にしたりした。
夜寝る前には、マッサージをしてやった。


その成果が多少なりとも出たんだと思う。。

それは、それでうれしかった。。


  『ダッテ、コウコウニ チャント イケルヨウニ シタインダモン。』

きらりの、精一杯の決意表明。。

さらに、涙が出た。。


でもね、きらり、そんなに、がんばらなくって いいんだよ。

朝早起きしたときに感じた、すがすがしいきもちや、

お手伝いをしたときの、達成感や、

妹にやさしくしてあげたときに感じる 心のぬくもりや、

そういった気持ちを大切にかみしめながら、その感触を忘れないようにすれば、

いいんだよ。


ずっと、かんぺきになんて、できっこない。

しっぱいしたって、いい。ぜんぜん だいじょうぶ。

今の、今日の、きらりの心にともった、あたたかい おだやかなきもち、

それを大切にすれば、

いいんだよ。

そうすれば、ふあんになって、学校に行けない日があったとしても、

きっと、また立ち直れる。。

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なるようになれ♪ [アスペルガー症候群]

あちらこちらで、受験合格の吉報が舞い込んできている今日この頃ですね。。
見事合格された皆様、そして親御さん達、本当におめでとうございます♪
そして、これから受験の皆さん、あと少しです、がんばってくださいね♪
応援してます!(@^^)/~~~

一方、我が家の受験生のきらりは。。と言うと。。

3年生になって、欠席&遅刻が山のようにあって、
各教科の課題もまったく提出せず、2学期の期末試験は忌引きで受けることができず。。
結果、内申は惨憺たるもので。。当然、推薦はどこもダメ。

なので一般受験するのですが。。
本人の希望により、普通の私立高校と都立高校を一校ずつ。。

本人希望のはずなのに、願書提出の日程も親任せ、
願書も親に書かせ。。
なんなんだ~!!と怒りたい気持ちを抑えつつ。。
先週、なんとか願書提出に送り出しました。。

願書提出後、中学校に報告に行ったら、先生が、
「おまえ、心配だから入試当日の確認、一緒にやってやる。」と言って、
日程や時間、持ち物など一緒に確認してくれたそうです。。先生、お世話様です。。<(_ _)>

3学期に入ってからも、きらりの不登校は続いており、
休みと遅刻の毎日。。
本人、学校は好きだと言うのだけど、朝になると起きれないんですよね。。

家でも勉強している様子はまったくなく。。。
ここまでやっていない受験生は、そうは居ないと思います。。

親の私は、、、というと、
そんな娘に、一応、口では「勉強しなさいよ。」と言っていますが、
内心では、普通高校に万が一受かって進学したとしても、
また同じように不登校になって、進級できず、
結局辞めることになるんじゃないかな。。との思いが日増しに強くなり、
今では確信に近くなってきています。
なので、本当を言うと、受験に失敗しても構わない、
いや、失敗してほしい。。と思っているんです。。(ごめんね、きらり。。)

以前通院していた病院で知り合ったご父兄から、
近隣の良いサポート校を紹介していただき、親は見学に行ってきました。
きらりは見学当日になって、やっぱり行きたくな~い!とゴネて行きませんでした。。

きらりは、まだ踏ん切りがついていないみたいなのですが、
私はサポート校を実際に見学してみて、
少人数で授業が行われ、課題を家でやる必要もなく、
3年間で高校卒業資格が取れる環境は、とても素晴らしい!と思いました。

そのサポート校では、3年間を通じて、学校をやめる人もほとんどいないようで、
以前、都立の定時制(チャレンジスクール)では3、4割はやめていく、、
という話を聞いたのに比べると、ずいぶん差があるな。。と思いました。
たぶん、チャレンジスクールは、学科試験がなく作文と面接だけということで、
特に不登校という子でなくても、
勉強があまり好きでない子なんかにも人気を呼んでいるみたいだから、
そういう子は進級が難しくやめてしまうのかもしれません。
それと、やはり都立は、教員の対応がそれほど親身ではないのかしら?と思ったりもします。
(都立と違って、サポート校は経営がかかってますからね。。)

サポート校に見学に行ったとき、在校生の女の子は、不登校になってしまった自分について、
こう語っていました。

自分は、1年生まで普通の中学生の女の子とまったく変わらず、
明るく楽しく学校生活を過ごしていたけれど、
だんだん、回りから嫌われないようにしなければ、という思いが強くなって、
そればかりに縛られ、自分の気持ちを抑えつけ、心が苦しくなってしまい、
ついには学校に行けなくなってしまった、と。

でも、今はサポート校に毎日ちゃんと通え、
楽しい学校生活を送っている、と。

説明会向けの営業アピールトークかもしれませんが、、、

その女の子の話に、きらりの姿が重なって、心がとても苦しくなりました。

きらりも学校へ行けば、友達と仲良く楽しそうに過ごします。
はたから見ると、まったく問題なさそうに見えます。

でも、きらりは時々、訴えます。

-学校に行っている間、がんばってるから、家ではリラックスしたいんだよ。
-友達とは一緒に居ると楽しいけど、でも疲れるんだよ。。
-(何かにつけて)そんなことしたら友達いなくなっちゃうよ。嫌われちゃうよ。。
-高校に入るのが怖いよ。友達ができるのか不安でしかたないよ。。

きらりは間違いなく、学校というところに不適応を起こしています。

いじめられている訳でも、孤立している訳でもないのですが、
皆の輪の中に居ながらも、うまく適応できない、
そして適応しようと頑張っている自分と必死に闘って、
無理をしているようです。

無理に受験なんてしなくていいんだよ。って、何度も娘には話しています。
サポート校なら、受験なんてしなくても入れます。

サポート校に行って、ちゃんと卒業できれば、大学進学だって夢じゃないし、
専門学校にだって、もちろん進学できるはず。

普通高校に行って、また、無理をして、
学校に行けなくなったり、課題が提出できなくて、パニックを起こしたりして、
身も心もボロボロになってしまっては、何もならないと思うのです。。

でも、なかなか親の気持ちは、きらりには、すんなりとは受け入れてもらえません。。

今はただ、きらりを見守ることしかできません。。

「なるようになるさ。。」

これが、今の私の口癖です。。

あと1、2か月、進路が決まるまで、
きらりのパニックを低姿勢でうまくかわしながら、なるべく事を荒立てず、
時が過ぎるのを待ちたいと思います。

きっと最後には(いつが最後かはわかりませんが。。)、
きらりにとって一番いい結果が得られると信じています。

なるようになった結果が一番きらりにとっていい結果だと信じて。。

*サポート校、チャレンジスクールって何?っていう方、こちらこちらをどうぞご覧ください。


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理解のために [アスペルガー症候群]

最近読んだ本で、参考になったものです。

あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド

あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド

  • 作者: 吉田 友子
  • 出版社/メーカー: 中央法規出版
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本

図書館で借りて読んだのですが、
良かったので購入して、きらりに渡しました。

でも、自分では読もうとしないので、
私が読んで聞かせてやっています。。

サポーター(アスペっ子のよさを発揮するための工夫を
一緒に考えてくれるおとなのこと)を見つけ、
サポーターと相談しながら考えていくことを教えてくれています。

もちろん、家の中でのサポーターは、母親である私と、父親でしょう。
きらりは助けを求めることが下手で、パニックを起こしてしまいます。
少しでも、サポーターの手助けをうまく求められるようになってくれたらいいな。と思います。

親以外にも、良きサポーターが見つかるといいのですが。。

軽度発達障害と思春期―理解と対応のハンドブック

軽度発達障害と思春期―理解と対応のハンドブック

  • 作者: 古荘 純一
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本

この本も参考になりました。

アスペルガー障害は、情報のインプットに問題があり、
そのためにアウトプットにも障害が生じているとのこと。
きらりがパニックを起こす理由や、学校に不適応を起こしている原因が、
きっとそこにあるのだとうと感じます。

同じものを見たり、聞いたり、触ったりしても、
定型発達の子どもとはまったく別の感じ方をしているのでしょう。。
何でもないようなことが、きらりにとっては、
ものすごく苦痛で、恐怖さえ感じ、パニックを起こしてしまうのでしょう。。

ついついアウトプットの問題にばかり目がいき、
不適切な行動を注意してしまいますが、
インプットの障害にも目を向け、
きらりが今何に困っているのか、どんな手助けが必要なのか、
どうすればインプットの問題によって生じる障害が、
少しでも軽減できるのか、どう対処すればいいか。。
親も、そしてきらり自身も考えていかなければならないと感じました。

また、思春期に生じやすい様々な二次障害についても
解りやすく説明されていました。
ただ、これらの二次障害を回避する方法や治療方法について、
支援の例示はありますが、具体的な解説はありません。

きらりもそうですが、軽度発達障害のこどもは、
自己評価が低下しがちです。
そうならないためにも、「中学生なんだから」などと小言ばかり言って、
プレッシャーをかけてしまわないように注意すること。

だからといって甘やかすのはなく、
子供がなぜ不適切な行動をとるのかを、
子どもと向き合って一緒にどうすればよいかを考え、
具体的なアドバイスをしてやること。

「この年齢だからこのぐらいのことができて当然」といった考えには
とらわれず、その子なりの発達にあわせて対応するよう心がける。

これらのことを、再認識させられました。

やっぱり親業をもう一度勉強し直そうと思いました。
そして、今後どうすればよいか、きらりと向き合って一緒に考えていきたいと思いました。

親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方

親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方

  • 作者: トマス ゴードン
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「親業」ケースブック・中高生編―子どもの心を開く聞き方と話し方

「親業」ケースブック・中高生編―子どもの心を開く聞き方と話し方

  • 作者: 近藤 千恵
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2000/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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やった! [アスペルガー症候群]

今週月曜日から3日連続で学校を休んだきらりですが、
今朝は遅刻せずに学校に行きました~

しかも塾まで行って!
帰ってきてからもご機嫌で、ふわわにも優しくて、
お膝にふわわを載せて、一緒にテレビを見たりしてました。

えらいぞ~っ、きらり!

よく頑張った!

でも、きらりには「がんばったね!」とは言いませんでした。

だって、プレッシャーになるといけないから。

「またがんばらなくちゃ」って思って、無理しちゃうと、つぶれてしまうから。。

「学校も塾もちゃんと行って、すごいね!疲れたでしょ?」って言いました。

そして、今夜のおかずはきらりの大好きな唐揚げにしました。

 

寝る前に「明日の朝、やりたいことがいっぱいあるから、ママ、6時に起こして。」ってきらりが言いに来ました。

無理だろよ。。と思いつつ、「うん、いいよ。」と答える私。。

その後、「えっと、その後、6時40分と、7時20分に起こして。。」と、きらり。

え??

・・・・・。

結局、7時20分に起きるのかな?

ま、いっか。。


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進路の選択 [アスペルガー症候群]

アオムシくんのさなぎが、今朝見たら既に蝶に羽化してました。

残念ながら羽化の瞬間を見ることはできませんでした。

虫かごの中をヒラヒラとキアゲハが舞っていました。

少し小さめの蝶でした。

狭い虫かごの中ではかわいそうに思い、
写真も撮らずに直ぐに逃がしてあげてしまいました。

後で、やっぱり写真を撮れば良かった。。と少し後悔

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

きらりは2学期に入ってから、
頑張って無遅刻無欠席で毎日学校に通うんだ!
と、張り切っていたのですが、やっぱりダメでした。。

欠席してしまったことは本人にとってもとてもショックだったようで、
休んだ日は、大パニックを起こしてしまいました。。
医者からは、きらりに「無遅刻無欠席で頑張ろう」と思わせてはいけない。と注意されました。。
既に、きらりは学校生活にいっぱいいっぱいの限界を迎えている。。
今のきらりに必要なのは、学校にちゃんと行くことでも、勉強をちゃんとすることでもなく、
まずは人間として基本的な生活をきちんと送れるようにしてやることだと言われました。

ついつい、なまけて勉強をしないきらりを頑張らせようとしていました。
遅刻したり欠席することはいけないこと、とプレッシャーをかけていました。

きらりが普通の子を同じように学校に通えるんじゃないか。。って、
どこかで期待していて、結果的にきらりに大きなプレッシャーを与えていたことを反省しました。

普通の学校生活はきらりにとってはとってもとっても大変なことなのです。。

知っていたけど、全然分かっていなかったことを、再認識しました。。

医師から、高校受験を控えたきらりの進路について、
普通の高校に通うのは、多分無理でしょう。。とも言われました。

まずは、「受験」自体もきらりにとってはとても大変なことだし、
万が一、受かって通い始めたとしても、多分通い続けることは難しいだろうとのこと。

医師からはっきりと言われて、
今までずっと不安に思って悩んでいたことに踏ん切りがついて、少し楽になりました。

所謂サポート校や、都立のチャレンジスクールなどを紹介され、勧められました。

チャレンジスクールとは、東京都が新設した3部制の新しい都立定時制高校で、
不登校の生徒などを対象としている高校です。
入試も学科試験はなく、作文と面接だけです。

チャレンジスクールでは、発達障害のある生徒への指導方法などについて、
臨床心理士の訪問指導を受けている学校もあり、
そういうところへ行けば、きらりに適切な指導やサポートができ、
将来、社会へ出て行く時に、うまく社会に適用できるようになる可能性が高い。と言われました。

無理をして普通高校へ進学すれば、卒業できない可能性が高いけれど、
チャレンジスクールなどで高校卒業資格をちゃんと取れれば、
その後、大学への進学も夢ではなくなる。と言われました。

きらり自身はまだ普通の高校に行くつもりでいるようなので、
これからどうやってきらりにこのことを伝え、進路の選択をさせるのか、
考えていかなければなりません。
どうしてもきらりが納得しなければ、取りあえず普通の高校を目指し、
うまく入れれば、そちらに通って、ダメになった時、
途中から転入しても良いかもしれないと思っています。

今まで普通高校しか頭になかったので、
これから色々調べて、見学にも行きたいと思っています。

今、親としてきらりにしてやるべきことは、
できないことを無理強いさせないこと、責めないこと、
きらりに受験のプレッシャーをかけないこと、
勉強も無理をさせないこと、
高校はどこかしら行くところはあるから大丈夫と安心させてやること。。

このことを良く胸に刻み、きらりに接していきたいと思います。


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きらりのつぶやき [アスペルガー症候群]

きらりが言いました。

「最近、ピーマン苦手になってきたかも。」

「よ~く考えたら、ほんとは小さい時も、無理して食べてたんだよね。
保育園とかで、ピーマン食べれると、ヒーローになれるから、
『すご~い!』って誉められるのが嬉しくて、我慢して食べてたんだ。」

「でもさ、最近、ピーマン食べても誰も誉めてくれないじゃん。」
中3ですから、当たり前です。。(--;)

「そしたらさ、やっぱ美味しくないものは美味しくないし、
食べたくなくなっちゃったんだよね。。」

「それとさ、今日も血液検査したけどさ、
あれも、小さい頃は泣かずに我慢すると、皆が誉めてくれたけどさあ、
今じゃ、我慢したって誰も誉めてくれないじゃん。
今日も血を採るとき、看護婦さんも誉めてくれないしさあ、
すごく痛く感じたよ~。」

やっぱり誉められると頑張れるんだ。って思いました。。

ピーマン食べたら誉めてあげるよ~!!だから食べて!


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思いも新たに [アスペルガー症候群]

昨日初めて都立梅ヶ丘病院に行ってきました。

1学期の後半、ほとんどまともに学校に行けず、
廃人同様な生活を送っていたきらりのことが心配で、
梅ヶ丘病院に藁をもすがる思いで、電話を入れました。

梅ヶ丘病院は、専門外来として「児童発達障害」「学習障害・多動性障害」
「生活リズム障害」「摂食障害」「ひきこもり・不登校」「こだわり」などがあるそうです。

以前から行ってみたいとは思っていたのですが、
数年後には無くなるという噂を耳にしたりしていたのと、
予約を入れても2,3ヶ月待ちと聞いていたので、半ば諦めていました。

案の定、電話をしてみると予約はいっぱいで、
3ヶ月先の10月なら空いていると言われました。
なるべく学校が休みの日にしたいと思い、
11月の振り替え休日の日に予約を入れました。

ところが先週になって急に病院から電話が入り、
振り替え休日の学校が多くて、予約が殺到してしまった。
急にキャンセルが出た日があるので、
夏休み中にいらっしゃいませんか?とのこと。

願ったり叶ったりで、昨日受診することができました。

朝10時の予約だったので、きらりを朝起こして連れて行くのは一苦労でした。
「眠いの~!!起きれないよ~!!もういいの~!このままず~っと一生寝てる!」
「もう死にたい。」 ←そこまで深刻にならなくても。。
「病院で点滴打ってベッドで寝かせてくれるんなら行ってもいい!」 ←なんじゃそれ?!
(後でこのことを医者に話したら笑ってきらりに「点滴してく?」って聞いてました。。)
「そうしてくれなかったら、病院の人を××すからね!」など。。
とてもよそ様には聞かせられないような暴言の数々を浴びせられながら、
いつの間にか私よりも背が高くなった大きなきらりを力ずくで抱きかかえて起こし、
なんとか準備をして、出かけました。
結局ギリギリになってしまったので、タクシーを飛ばして。。

今のクリニックでは、血液検査などの設備がないのですが、
梅ヶ丘病院の先生のお話では、きらりが今服用しているお薬は、
副作用で血糖値が上昇する恐れがあるので、
定期的に血液検査をした方が良いとのことでした。
さらに、手が震えたり、歩行が小刻みになるなどの副作用の可能性があり、
その副作用を抑える薬も一緒に飲んだ方が良いと言われました。

診察は1時間半くらいかかりました。
主に、生育歴やきらりの特徴を私が説明する。という形でした。
その中で、きらりのアスペルガー症候群の診断について、
妥当なのかどうか、疑問を投げかけてみました。。
と言うのも、今のクリニックの先生は、きらりはアスペよりも、
生育歴の方が問題となっているのではないか?と言われたことがあったのと、
その前のクリニックでも、アスペのボーダーです。と言われていたので。。。

そして、先生はきっぱりと「アスペルガー症候群に間違いないでしょう。」とおっしゃいました。。

その上で、今後の課題として次の2つを掲げ、今後対応していくことになりました。
(1)2学期から学校にちゃんと行けるようにする。(生活リズムを正常に戻す)
(2)家族への暴言やパニックをなくす。

そして、きらりへの対応について、指導も受けました。
(1)叱りすぎない。
(2)きらりのできるレベル(かなり低い)で考えてやり、それができたらとにかく誉めてやること。
(3)具体的な枠を決めてあげる。
単に「ちゃんとやりなさい。」ではなく、具体的に、いつまでに何をどんな風にするか決めてあげる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

昨日改めてアスペルガー症候群に間違いない。と診断を受けて。。。

きらりに対して今までしてきた数々の躾という名の虐待(言葉も含め)を、
改めて後悔しました。。
そして、きらりの苦しみを考えると、胸が潰れる思いがしました。

年齢が増すにつれて、ある程度のことは「普通に」できるので、
できないことが「わざと」や「なまけ」にしか見えず、
ついつい叱り過ぎてしまいます。
また、きらりは暴言がひどいために、受け手が精神的に耐えきれず、
頭にきてしまい、必要以上に叱ってしまう。。いや違う。。怒ってしまっていました。

先日読んだ本にもアスペルガー症候群の子どもが虐待を受けやすい理由が書かれていましたが、
まさにこのようなことが書かれていました。。

きらりは、一生この障害を背負って生きていかなければならないことを、
昨日、改めて思い出しました。
治ることはない障害。。
障害そのものは目に見えにくく、理解されにくい障害。。
でも障害によって引き起こされる様々な問題があって。。
そして、その障害や問題は、きらり自信が自分でなんとか乗り越えて行かなければならない。。
きらりは途方に暮れている。。できない自分に苛立ちを感じている。。
日々不安にさらされて生きている。。
そのことを思い出しました。。

できないきらりを叱ったり、心配したり、嘆くのではなく、
きらりに寄り添い、
きらりと一緒にどうすれば問題を乗り越えられて少しでも楽になれるのか、
考えていきたいと思いました。

アスペルガー症候群と高機能自閉症―青年期の社会性のために (学研のヒューマンケアブックス)

アスペルガー症候群と高機能自閉症―青年期の社会性のために (学研のヒューマンケアブックス)

  • 作者: 杉山 登志郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 単行本


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No news is good news. [アスペルガー症候群]

きらりは、1学期の後半から生活リズムが今まで以上に乱れてしまって、
学校にも午後から出席。。という日が続いていました。

夏休みに入ってからは、益々拍車がかかり、
昼過ぎに起きるのが当たり前という生活でした。

何もする気になれず、毎日だたダラダラと過ごしているという状態で、
生きていくエネルギーが感じられませんでした。。

夜眠れるようにと、「サイレース」という睡眠導入剤が処方されて、
しばらく飲みましたが。。
この薬は、きらりには合わなかったようでした。
薬による眠気に反発して、余計にハイになって寝なくなり、
かつ、ひどいパニックを毎晩2時3時まで繰り返していました。
また、ぼーっとしたり、記憶が飛んだりしていたようでした。。
「サイレース」という薬は、アメリカでは許可されていない薬だそうで、
麻薬扱いになるのだそうです。。(怖)

結局、この薬は2週間程で打ち切りましたが、
止めた時にも、ひどい副作用が出て、頭痛、吐き気を訴えていました。。

先日、「オーバードーズ(OVER DOZE)」によって、
薬依存症になってしまった人達のことをテレビで見ました。

きらりは、今はまだ薬はイヤイヤ飲んでいるのですが、
気を付けてやらなければいけないな。。と思いました。

そんなきらりが、なんと今朝6時に起きて塾の合宿に行きました。
きらりが6時に起きるなんて奇跡です!!

合宿は4泊5日あり、毎日朝6時起床11時就寝10時間授業という過酷なスケジュール。。

しかも一緒に参加する予定だった友だちもドタキャンしたため、
きらりが頼れる人も居ません。。
講師陣も普段習っている教師ではなく、特別講師陣だそうで。。

初めての場所、初めての経験、初めての4泊もの外泊、知らない人たち。。

きらりにどれだけの負担がかかるのか。。
考えただけでも胸が潰れる思いがします。

とてもとても心配です。。やめさせた方が良かったのではないか。。と後悔しています。。

毎日メールしてね。と言ったけど、今日はメールも来ませんでした。。

どうしてるのかな?

「便りがないのは、良い便り」ならいいんだけど。。


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