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決心 [アスペルガー症候群]

1771239

親友がメールをくれた。

ちょうど シンディーローパーが来日していた。

今のぴいには、この曲がぴったりだよ、
きらりちゃんにも、教えてあげたら。って。。



True Colors

True Colors

  • アーティスト: Cyndi Lauper
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1988/06/15
  • メディア: CD



ありがとね。


**************************************

きらりは、入院することになりました。

高校もほとんど行けなくなってしまい、
きらりは、これから先どうすればいいのか、
迷子のように、困り果て、不安になり、
生きる気力がなくなってしまいました。。

昼夜逆転の怠惰な生活。。
なんとかして、今の状況を変えてやりたいと、
いろいろ手は尽くしました。

でも、私の力では、どうにもなりませんでした。。

そして、専門家に、きらりを託すことに決心しました。。

はじめは絶対にイヤだ!と言っていた きらりが、
やっと、今の状況から抜け出したいと願い、
そして、入院を承諾しました。

とても、とても、大きな決心だったと思う。。

きらりのその気持ちを考えると
改めて きらりの 心の中の苦しみの深さが見えてくる

きらり自身が今の状態から抜け出したいと願う気力が残っていたことに
今更ながら感謝する


毎晩の日課になっている寝る前のマッサージをしていたとき、
きらりが ぽつりと言いました。

入院したら、マッサージしてもらえなくなっちゃうね。。。

きらりがいない生活って、どんななのだろうか。。

想像がつかない。

きらりが生まれてから15年間、毎日さんざん振り回され続けてきて、
きらりが居なかったら、どれだけ平穏な毎日かしら?
と、願ったことも正直あった。。

でも、きらりが居ない生活は、たぶん蝉の抜け殻みたいに、
なんだか空虚なものになるような気がする。。

****************************

妹のふわわに、きらりがしばらく入院することを話した。

あとなんにち ねたら、きらりちゃん いなくなっちゃうの?
きらりちゃん どれくらい いないの?
きらりちゃん、きょうは いっしょにねようよ。

ふわわも 私と思いは一緒のようです。。

****************************

しばらく寂しくなるね。。

離れていたって、いつだって、きらりのこと思ってるよ

今までも、いっぱい いっぱい ひとりでがんばってきた きらりだけど、

どうか こんどは、先生たちを信頼して、

焦らず、ゆっくり 自分を見つめ直して、

これからの一日一日が、

きらりにとって かけがえのない すばらしいものになるように

この世に生まれた喜びを感じ、

生きることに前向きになれるように

どうか どうか がんばってね

おうえんしてるからね

何かあったら いつでも呼んでね

いつだって、ママはきらりのところに飛んでいくから

きらりには 帰る家があって 家族が待っていること

覚えていてね

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ぷるっち

何と声をかける事ができるでしょう・・・。
何を伝えても、結局は私の自己満足に過ぎないんでしょうね。
今頃、きらりちゃんのいない部屋で、ぼんやり過ごされてはいないかと、
心配になってしまいます・・・。
私も、遠方にあった発達障害者支援センターから、
新しく出来た近所の支援センターへ、利用の拠点を変えていこうかと思い、
先日、娘を連れて行ってきましたが、土日祝日は開けていない、
24時間体制ではない、そして、毎回ただ話しを聞くだけの支援に、
漠然とした疑問や深い溜息を持ち帰ってきたところでした。
ぴいさんが過ごされてきたこれまでの日々にも、
後悔や迷いはたくさんあっただろうと推察しますが、
今回ほどの想いはなかっただろうと思います。
きらりちゃんが、自らに課した課題に、一生懸命踏ん張るとした決意は、
同時に、ぴいさんにも課せられた決意なんだろうと思います。
でも、常にどんな時も前向きに生きていくには厳しすぎる現実もあります。
あまり、深刻になり過ぎず、専門家に託す間は、神様からいただいた休憩時間なんだと考え、ぴいさん自身の心のケアも大事になさってくださいね。
遠くからいつでも応援していますよ!




by ぷるっち (2008-05-26 17:07) 

ピオーネ

ただただ、きらりちゃんの心の回復を遠くから祈っています。
ふわわちゃんも、ぴいさんも、そしてきらりちゃん自身も寂しい想いの日々
でしょうが、きっと穏やかな気持ちになれる日が来ると信じています。

家族みんなが涙した日も、我が家はとりあえず乗り越えたみたいですが、
この先、またないとも限りません。けれど、家族みんなで、また一つずつ
乗り越えていくしかないですよね。
そう、きらりちゃんには、あたたかく迎えてくれるぴいさん達家族が
いるんだから、きっときっと、大丈夫・・・!


by ピオーネ (2008-05-26 17:58) 

こぎん

よく決断しましたね!
家族のもとを離れて暮らしてみるということ、
きらりちゃんにとって、いい体験になると信じましょう。
きっときっと成長して帰ってくると思います。
ぴいさんの思いがきらりちゃんに届きますように!


by こぎん (2008-05-26 20:00) 

みみりん

どうしたかなあと気になっていました。
そんな大変なことになっていたんですね。
読みながら、ぼろぼろと涙がとまりませんでした。
何よりもきらりちゃんの心が…どうしてあげることもできないはがゆさが…
いつも、娘とだぶり、きらりちゃんの事、心配です。
そして、ぴいさんの心の揺れ動きが、私の心と同じなのです。
人事じゃないんです。
この子がいなかったら、ずいぶん違う生活だろうなあ…とか、障害がなかったらとか、本当にいろいろ考えるけど、いない生活もつらいと思うし。

きらりちゃんの事、本当に心配だけど、今の段階では、きらりちゃん自身で前に進むしかできないのですもんね。
ぴいさんにもきらりちゃんにもしんどい日々だけど、ぴいさんも、自分を見つめなおす事が少しでもできたら、いいかなあと思います。
きらりちゃんの力を信じましょう。
私も娘の力を信じられるように頑張ります。
by みみりん (2008-05-26 21:33) 

あじごん

そうでしたか、大変な決心でしたね。
ぴいさんもきらりちゃんも、これを乗り越えられるよ、
がんばり屋さんの親子だもの、ゆっくりね、一歩ずつ。
陰ながら,応援しています。
by あじごん (2008-05-27 20:33) 

和寛

お久しぶりになってしまいました。

何だかんだとうまくいかないことが多少あってもごく普通の学生生活を送っている僕が何を言っても説得力はないんでしょうけど、それはかなり勇気のいる決断だったのでしょう。

きっときらりちゃん自身が納得してのことならばいつか光は見えてきますよ。そう信じています。

僕の高校は過年度生もたくさんいたけれどみんな普通に同級生として生活してましたから、1年や2年の遅れなんて大したことないです。何とでもなりますよ。

大変だとは思いますが、無理せずゆっくりやっていってください。ぴいさんもお体に気をつけて。僕はここでぴいさんたち御家族を見守ってます。
by 和寛 (2008-05-29 02:38) 

ぴい

☆皆さま、コメントありがとうございます。
きらりは無事に入院しました。
担当の医師や看護師の方は、さすがにプロで、
これなら安心してきらりを託すことができると安心しました。
これから、きらりがどう変わっていくか、
見守っていきたいと思います。
by ぴい (2008-05-30 03:13) 

ひろママ

そうですか、大変なご決断だったと思いますが、プロの医師や看護婦の方々に、安心して託せるとお感じになったのですね。。。必ずいい方に向かっていくようお祈りします。

私も「この子がいなかったらどんなに楽か」とか、「健常児の一家だったらこんなしんどいことは起きないんだろうなあ」とか、思うことはあります。でも実際に入院してしばらく離れるとなると、耐えられないかもしれません。

いつか笑顔のぴいさんときらりちゃん、そしてご家族の姿が、そこに自然にありますように。
by ひろママ (2008-06-04 15:08) 

眞子

はじめまして 私にも高3の息子がいます
この子がいなかったら・・・お気持ちよくわかります
でもいるからこそいろんなことを体験さえてもらえたと思ったり
しかし朝起きてこない息子にどうしたらよいのかと毎朝気持ちはゆらいでますが最近は起きるまで待っていると学校には行きます
彼なりに何とかしたいとの思いがあるんだと思うようにしています
きらりちゃんにとって入院という形ですがきっとこれからのために必要な時間になると信じています

by 眞子 (2008-06-05 02:56) 

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