しょうかいします [日記・雑感]
あの日からもうすぐ一年
一日だって思い出さない日はありません
毎日被災地に思いを寄せ、
そこに住んでいる人たちのことを考えます。
もうすぐ一年も経つのに遅れている復興。。
原発もまだまだ予断は許されない状況の中、
避難生活を余儀なくされている人たちがまだたくさんいて、
住まいも仕事も安定しない不安な日々を過ごしています。
そして現場の人たちは、ずっと懸命に働いてくれています。
なのに自分たちは、東京で当たり前のように電気を使って、
毎日を普通に過ごしています。
そのことに心苦しさを感じながらも、
何もできない自分の無力さに
申し訳ない気持ちでいっぱいで。。
毎日を過ごしています。。
だから私にできること。。考えてみた。
あの日のことを風化させないように、
被災地以外の人も復興に向けた気運が高まるように、
情報を発信することかな。。
少しだけでも力になれるといいな。
とても怖い辛い悲しい思いをした子どもたちが
つたない言葉で自分たちの思いを伝えています。
怖かったこと、悲しかったこと、
辛かったこと、
でもそれだけではなくて、
感謝の気持ち、
人を思いやる気持ち、
辛いことを乗り越えた自信、
家族や日常の大切さの意味を理解し、
未来に向けての夢を語り、
前向きな気持ちを
せいいっぱい伝えています。
その言葉はとてもまっすぐで、
そして子どもたちの笑顔はくったくなくて、
応援しているつもりだった自分が、
逆に元気をもらいました。
文藝春秋増刊「つなみ 被災地のこども80人の作文集」 2011年 8月号
- 作者:
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/06/28
- メディア: 雑誌
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