メッセージ [日記・雑感]
以前放送されたNHKの特番で紹介されていた、
福島県飯館村でクリスマスに行われた卒園卒業式
私の中では、ピンポイントにそこだけ支援するっていうのが
少しだけ納得いかない気もしていて、、
あまり期待しないで視聴したのだけど、
その番組の中での、
この卒業式を企画した伊勢谷友介の言葉が
正に私がずっと心の中で思い続けて、叫んでいた思いを
代弁してくれていて、
心に深く響きました。
公共の電波を使って、こういう思いを皆に伝えてくれて
ありがとう。
と心から思いました。
彼は、東京に電気を送るための原発
それが子どもたちの暮らしを一変させたことに責任を感じていて、
こう語っていました。
原発というものを作って
結果こういうふうになってしまうという事実は
僕ら(大人)が起こした事であって
その結果を作っているのは間違いないですね
それが自分が子ども時代に起きてたら
もう僕 なんて思うかなって
そう考えた時に 本当に正直言って
卒業式やらせてもらってはいるけど
本当はあわせる顔が無い
そして、伊勢谷友介さんは、卒園卒業式を行うにあたり
子どもたちに対して、こう語りかけました。
どうもそんな訳で
伊勢谷友介っていいます
今こうやって大変なことがたくさん起きてしまったじゃない
だからほんとにまず僕は皆に本当に謝りたいと思う大人として
そこは本当に申し訳ない
でもここから始めるしかないと思ってて
だからちょっと皆さんの卒業式やらせてもらってもいいですか?
心からのお詫びの気持ちと
少しでも寄り添い力になりたいという思いが
強く伝わってくるメッセージだったと思います。
3.11を目前にして
テレビでは特番が目白押しですね。。
しかし、映し出される映像からは
まだまだ進まない復興や
現場の実情にそぐわない使えない制度などの問題ばかりで、
やり切れない思いが募ります。。
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