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発達障害万歳! [アスペルガー症候群]

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発達障害児は、

「困った人たち」ではなく、

「困っている人たち」である。

********** 

「子どもの心を考える」都民フォーラムに行ってきました。 

こういう感想が、適切なのかどうかわからないのですが、
予想に反して、とてもおもしろかったです!
楽しかったです(o^^o)y

扱っている内容は、至ってまじめだし、
自分を含む当事者にとっては、
ものすごく深刻な問題なのですが、、、
何よりも、暗かったり、重たくかったりしてなかったのが、とてもよかったです。

講演者の方達は、皆さんとてもユーモアがあって、お話上手で、
さすが各界の第一線で活躍されている方達は、
やはり違うなと思いました。

エネルギーをいっぱい頂きました。
前向きにがんばる勇気が沸きました。

きらり本人にも聞かせてあげたかったです。

シンポジウム形式で進行され、
前半は、講演者の方達が、それぞれのテーマに沿っての講演、
後半は、コーディネータのNHK解説者の室山哲也さんの進行の元、
講演者達によるディスカッションでした。

3時間という限られた短い時間の中で、
たくさんの思いが込められた内容になっていたと思います。
どの講演者の方も短い時間では、語り切れないという感じで、
早口かけ足でお話されていました。。
もっともっとゆっくりお話を伺いたいと思いました。

NHK解説者の室山哲也さんは、ご自身の3人のお子さんのうち、
2番目のお子さんが自閉症だそうで、
最後に、親としての気持ちをお話されていて、
胸にじんと迫るものがありました。

とかく発達障害児の親たちは、子どもの幸せのみを願いがちだが、
子どもだけでなく、親も一緒に幸せになるのがいい。
家族が幸せなのがいい。
そして、社会全体が幸せになるのが一番いい。
そうともおっしゃっていました。

最後に各講演者の方達から、一言ずつお言葉を頂いたので、
そちらをご紹介します。

**********

◆都立梅ヶ丘病院院長 市川 宏伸氏

「発達障害万歳」

※この記事のタイトルに使わせて頂きました。

◆大妻女子大学教授・よこはま発達クリニック院長 内山 登紀夫氏

「文化差

     |←通訳

ちがいを認める」

◆北海道大学大学院教授 田中 康雄氏

「①求めすぎない

②無理はしない

③ほどほどに育ちあう」

◆NPO法人アスペ・エルデの会CEO
中京大学現代社会学部教授
子どものこころの発達研究センター・浜松医科大学客員教授
辻井 正次氏

「大人の責任」

********** 

次回は、9月23日(水)開催予定だそうです。
5連休の最終日だそうです。。
(今年からGW以外に5連休ができたのですね。。知りませんでした。。)

今回の講演内容の詳細については、
また後日、ゆっくりご報告したいと思います。


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コメント 7

かりん

ぴいさん、こんにちは。

良いフォーラムだった様ですね!
「困った人」ではなく「困っている人」、すごく分かります。
うちの娘も、現にそれですごく悩んでいます。
クラスの中では「困った人」に見えるんですよね。。。
でも本人は一番「困っている人」なんです。

私もそういう機会が中々無いので、専門家や保護者の生の声を聞いてみたいです。

ご報告、ありがとうございました。
早速、勉強になりました。

by かりん (2009-02-27 12:46) 

えすぺらんさ

・・・それで、発達障害の人の居場所は
あるのでしょうか・・・・・。

まず、学校、という年齢はともかく
自ら居場所を探さなくてはならない年齢に
なった時、どうなるのでしょう。

親の不安の源はこの点にあるのでは
ないでしょうか?
by えすぺらんさ (2009-02-27 23:42) 

yuki

>とかく発達障害児の親たちは、子どもの幸せのみを願いがちだが、
子どもだけでなく、親も一緒に幸せになるのがいい。
家族が幸せなのがいい。
そして、社会全体が幸せになるのが一番いい。

ホントにその通りですね♪
私もイブがどうしたら 困らずに生きていけるのか?
幸せになれるのか?ばかり考えてましたが
みんなが幸せに暮らしていけたら
一番すばらしいんですよね

これから どんどん周囲に発達障害のことを知ってもらって
それが受け入れられる世の中が早くやってくることを
心から願います



by yuki (2009-02-28 09:04) 

ぴい

☆かりんさん、こんにちは。
内容を早くまとめてお伝えしたいと思います!
東京は、恵まれていますよね。。
病院にしても、選ぶことができますからね。。
それでも、足りていない。と、言われていますが。。

☆えすぺらんささん
その点は、内容のほうで触れようと思っていますが、
今回、すごく感じたのでは、受け身ではなく、
親も、もっともっと責めていかなければいけないと思いました。
特に、アスペ・エルデの会の辻井さんも言ってましたが、
行政に対しても、もっともっと声を上げていかなければならないと、
待っているだけでは、何も進まないと、そう強く思いました。

子どもたちが住みやすい場所を作ってあげれるのは、
私達、親しかいない。と、そう思いました。

※この前、えすぺらんささんのころにお邪魔して、
コメントしようとしたら、送信できませんでした。。
どうすればいいですか?

☆yukiさん
こんにちは。
今回、フォーラムに参加して、自分に何ができるだろう。。
と、考えなおす、いいきっかけになりました。
これから、ゆっくり考えながら、
できることから少しずつ実行していきたいと思っています。
by ぴい (2009-02-28 19:40) 

えすぺらんさ

コメントなんで入らなかったのでしょう??
今は大丈夫だと思います。

入院が“いやだったら”約束を守って学校へ行く、式の
方法って親がとったら、これまでだったらその圧力に
負けて荒れちゃうところでしょ?
看護士さんだから大丈夫なのか、大丈夫なように
病院で変わったの?
大丈夫な年齢になったってことなの?

うちさあ、兄ちゃん本格的に腎臓の病気らしくって
もうアスペのことは、どうでもいいと思いたいって
投げやりな気分になってきちゃいました。
by えすぺらんさ (2009-02-28 22:04) 

えすぺらんさ

あっ。
いかがわしいコメントがあまりにも多いので
「http://」を禁止ワードに設定しました。
もしURLを入れる場合は「http://」の後から
書いてください。
by えすぺらんさ (2009-02-28 22:24) 

ぴい

☆えすぺらんささん
コメントの件、了解しました!

病気大変ですね。。
子どもの頃、従兄弟が腎臓を患って、入院していたことがありました。
大変そうだったのを覚えています。
お大事にしてください。
えすぺらんささんも、心労が絶えませんね。お体大切に。。

再入院の件は、看護師ときらりと私の間で、
しっかりした信頼関係が築かれているからできることだと思います。
看護師の力がすごく大きいと思います。
そして、看護師のおかげで、きらりも成長できたのだと思います。
入院前に比較して、荒れる回数は激減しています。
でも、完璧になることはないと思っています。
ずっと揺れ動きながら、いいときもあれば悪いときもある。
そんな感じで、いくのだと思います。
by ぴい (2009-02-28 22:44) 

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